セルアウトの意味やそれについての考察
ヒップホップリスナーとして長くいるこの業界にいる自分としては多く耳にする言葉
「セルアウト」
この言葉はとても悪い方向にも作用していると思いここに書いておく。簡単に言葉にすると「売れる」を一番に考えているアーティストとなりそうである。ただ音楽を作り売れる事が悪い事だろうか?
「ここの矛盾点をある」
・自分の作りたい曲を作って売れる = 最高
・自分の作りたい曲を作って売れない = アーティストではあるがお金はないかもしれない
・自分の作りたい曲が売れそうな曲っぽい = DISを受けやすいが問題なくアーティスト
・自分の作りたい曲ではないが売れそうな曲を作る = セルアウト
・自分の作りたい曲はなく言われるがままに作り売れる = セルアウトではないがアーティストかは疑問
上記のように、売れる事は結果でありアーティストとしての本質が、「自分の気持ち」や「他人に伝えたい思い」のように「本当に思っている事」を歌っている事で売れるのは問題はないが「売れるにのみ合わせる」「大多数にのみ合わせる」等、本当に思っている事とは関係なく楽曲を制作するのは「セルアウト」なのかもしれません。
これは歌詞でも、楽曲の作り方にも反映される内容ですよね。ヒップホップをいう言葉を使っている以上。この文化の繁栄を考え楽曲を作り、且つ自分を貫く「リアル」と尊敬、なのにオリジナルの追求という本当に難しい議題をアーティストは投げかけられている気がします。
立日楽の楽曲「残骸」
ヒップホップ セルアウトとは? 「残骸」 歌詞考察
下記の楽曲は、立日楽が思う セルアウトに関する考え方に近いです。
もちろん楽曲制作なのでそれだけの為ではないですが・・・
皆さんでヒップホップにまつわる様々な議題を話合えるようなページにしていきたいです。
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